2020.4.12. ベストセラー ”嫌われる勇気” に続く第二弾 「幸せになる勇気」
本書は、前書”嫌われる勇気”と登場人物が同一であり、前作で学んだ事を仕事で実践した青年が、哲人に対して文句を言うという形で始まります。
その内容に対して丁寧に応対する哲人という対話形式で進行していき、第五部まで進みます。その内容を "あらすじ” ”まとめ” ”感想” の順番に記入していきます。
あらすじ
第一部は アドラー心理学の扱い方について。
第二部は 仕事場での考え方について。
第三部は 仕事の目指す方向について。
第四部は 対人関係の目指す方向について。
第五部は 幸せを得て、それを継続するためにはどうすべきかについて。対話がなされます。
まとめ
幸せになる為にはアドラー心理学の考え方を取り入れ、自己中心性から脱却して他者を愛するライフスタイルを取り入れることを勧めます。
感想
アドラー心理学は哲学に近いのです。
考え方を取り込まずに技術のみを使うと劇薬となります。対人関係は縦の関係(競争の関係)ではなく、横の関係(協力の関係)を目指す事を勧めます。そして自己中心性から脱却して他者を
愛するライフスタイルに変更し、それを継続する事が重要なのだと説きます。少しずつゆっくりと実践していきたいものです。
ダイヤモンド社 岸見一郎、古賀史健 共著